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2010/02/23

デモ、でも・・・

↑人生初のトゥクトゥク三輪車

先週は、カーニバルのため、学校が休みでした。なので、私もおとなしく職場で、仕事でした。といっても、何かあるわけでもなく、クーラーの寒さと戦っていました。

数年前にJICAとグアテマラが協力し、算数プロジェクトとして、算数の教科書と先生のための指導書を作りました。前任者たちは、その指導書の使い方を先生に指導したり、講習会を開いたり、教科書の指導方法を普及させるため、4つの中心校を拠点に活動していました。

私は、プロジェクトが終わったけど、マサテの教育事務所が、自分たちで自立・発展させるために、少しお手伝いをしにやってきたという感じです。

しかし、やっぱり、要請内容が自分の中で、噛み砕くことができず、私にとって難しい内容で、目的がそこまで明確ではなく(小学校に入って、算数を教えてましょうという内容とは、また、違うので)、しばらく悩んでいました。

何のために、ここに来たんだろう。ボランティアがここにいる意味はあるの。私のいる意味って何。

活動の先が全く想像もできず、わからないので、そんなことを悩んだこの数週間でした。


そんな矢先、仕事を一緒にするカウンターパートという人が私には、2人います。
一人のカウンターパート、ヘンリーに聞きました。
「私は、何をしたらいいかわからない」

「今は、プロジェクトも終わり、今までの隊員は、算数しか出来なかったけど、きみは、違う。それ以外にもしていいよ。例えば、特別支援教育、図工(情操教育)」

運よく、同じ部署に特別支援教育の部門があり、履歴書を事前に見ていた同僚や上司は、3年間日本の特別支援教育に関わってきたので、その経験を生かしてほしいと言ってくれました。
また、芸大を卒業していたこともあり、その経験もぜひ、子どもたちにということでした。


何事も経験で、つながるなと、このとき、思いました。


少し、やるべきことが見えた矢先、学校は、カーニバルで休みに入りました 笑

そんなこんなで、今週は、例の算数の教科書の先生用指導書を訳していました。
自分の手で訳してみないと、内容がつかめないし、実際にクラスに入ったところで、私が教科書を理解していないとだめだなと、思ったからです。


しかし、意外にもこの地道な作業は、時間がかかります・・・



先週の金曜日も、いつものように訳していました。
お昼前、えらく外がにぎわってるなと思い、近くにいた同僚に声をかけてみると、窓の下には、たくさんの人、人、人。。。

カーニバルだからなか?と思いきや、

「デモだよ!給料をあげろって先生たちが来たんだよ!」


多くの先生方は、建物に入ってきて、1階の広場で、マイクを使い演説。本当に人ばかりでした。

お昼は家に戻り、また、午後から職場に来ようと思っていたら、同僚や上司が
「今日は、午後から閉めるから、家で昼食をとり、そのまま、家にいてほしい。そのほうが、安全だ。お願いだ」
というので、少し早く早退しました。

でも!



↑オットーは、なにやら取材を受けてるよう・・・

先週は、カーニバル!


4時からもう一人のカウンターパート、オットーが司会で、イベントがあるので、それを見に行きました。
そして、そのあと、同僚の女の子と一緒に、他のお祭りを見に行きました!


↑紫色の服の女の子(ヘラルディン)が同僚。他は、彼女の友達


1 件のコメント:

  1. 元気そうやなぁ
    インターネット勉強中です。

    おおさかのおばちゃん(惠子)でした(^^)

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