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2010/02/14

救える命と救えない命




昨晩、家の犬が、遠いお空の星になりました。。。☆


家には、2匹犬がいます。チワワのかわいい2匹です。
1匹は、オスで少し体も大きく、優しい性格のキャラメルという名前です。
もう1匹は、メスで体は小さく、ちょっと怖がりのプリンセスという名前です。

キャラメルは、好奇心旺盛で、どこでも行くので、2階に住んでいます。時折、下に下りてきます。
プリンセスは、びびりなので、1階に住んでいます。



いつものように、大きな道に面した玄関のところで、夕方、家族と一緒に夕涼みをしていました。

キャラメルも下に下りてきました。
目の前は、大きな道幅の道路で、夕方は、少し交通量も減ります。でも、ここはグアテマラ。みんな勢いよく走っています。

危ないな・・・と思っていた矢先、キャラメルが道路の反対側に行ってしまいました。
そのまま、どこかへ行くかもしれず、家族は、「キャラメル!」と呼んだとき、彼は振り返り、家族の元に帰ろうと、走り出しました。

そのとき、みんなの目の前で、車にひかれました。

泣きながら、家に入ってきたキャラメル、家族も騒然となりました。

急いで病院に・・・、しばらくして帰ってきました。

特に治療もされている様子もなく・・・


夜、呼吸がおかしいなと思いました。8時過ぎ、私は、部屋に戻りました。


朝、起きると、キャラメルがいませんでした。家族に聞くと、昨日の夜9時に亡くなったとのことでした。
昨日の病院では、注射を打っただけでした。私のスペイン語がちゃんと聞き取れているか、わからないけど、昨日の時点で、内臓も悪く、どうしようもできないとの判断だったそうです。



もし、日本だったら・・・なんてことを考えると、救えた命だったのかなと、ふと思いました。


ここで、生活をしていたら、ここでの限界があり、他の国にいたら、その国での可能性があり、「環境」というものを、強く感じました。


救える命と救えない命。救える命なら、救ってあげたいと思いました。



私の仕事は、直接、命を救うこととは、関わりがないけれど、子どもたちに命の尊さを伝えることは、できると思いました。




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