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2011/07/14

雨の日も、晴れの日も


最近、ソロラは、毎日雨です。そんなとき、長靴は、最強の相棒です!無敵です!思わず、子どものようにわざと水溜りのところを歩いたりしてます!笑

そう、毎日雨で、土砂崩れも起きています。ちょっと雨が降るだけで、道がいっきに「川」に変身してしまいます。グアテマラは、排水溝の設備も十分に整っていなく、雨は、川となります。


ここ数日の雨もあり、教育省のトップが、「14,15日は、学校休み!」と、言いました。
今日は、学校の先生、全員で雨の日の災害プランを立てました。2日間休みなので、各学校は、これが月曜までの宿題です。

みんなの話し合いが終わり、8月に開催される算数と言語のオリンピックについて話していました。
私は、側にいて聞いていました。よくよく聞いていると、(グアテマラは指定教科書がいくつかあり、どれを使用しても良いとのこと。でも、内容がばらばら)
「算数は、私たちが使っている教科書(私が携わっているプロジェクトの教科書)と、ぜんぜん違う内容があって、さらに教えないといけないわ。」

算数の教科書や内容についていろんなことを話していました。

そして、先週行った近隣校初の公開授業についても。

その先生は、その公開授業に参加してもらい、経験者としていろんなアドバイスをしてほしく、私は、1年生の先生、全員を参加させてほしいと校長に話しました。

「私は、もう行きたくないわ」

など、彼女の口から出る言葉は、ネガティブな言葉ばかり。大げさかもしれないけど、私が今までやってきたことが否定されているようでした。




               
 でも、彼女は、本当に授業も上手で、できる先生です。彼女のいいところも知ってるし、ぐちぐち言うのも彼女の性格と知っているけど、さすがに、私がいる前で言うなよ!と悲しくなりました。
私が、もっともっとスペイン語を理解できていれば、彼女が言っている事を理解できただろうし、話すことができたかも。

言葉の大きな壁があるから、乗り越えられないこともある。


みんなが帰った後、ホストファミリーのお母さんと話しました。彼女は、同じ学校の先生です。
「(ぐちぐち言っていた)彼女は、あんな性格だし、体に病気を抱えているから、不安なのかもね。だから、あんなに怒っちゃうのかも。」と。

いろいろ話すうちに、私のこころのモヤモヤもすっきり!


言葉の壁があるけど、やっぱり同じ人間、感じるところは一緒だったりする。
話すことで、助けてもらえることもある。

専門家や中央の(国の)教育省の担当者、普段は、全く会うことがないけれど、私がぐちぐち言ったので、心配してくれて電話をくれました。たまには、外に出すことも必要なんだと思いました。そうして、少しずつ、よくないところを改善していくことが大事なんだと思う。




そうやって、人に助けられ支えられて、今、私はここで生きている。


やっぱり、人は一人では生きることが出来ない。支え支えられ・・・。



雨の日も、晴れの日も、人は、日々を生きている。
毎日が過ぎていく。

2011/07/12

今日も、雨。



今日もシープレサレスは、こんな感じです。
雨季だから、霧がすごくて。だって標高2350mくらいのところにいるんだもんなー。
ちなみに、よく見えないけど、写真中央くらいにある平たいものは、学校です。時々、あそこまで歩いて、活動してます。徒歩以外に交通手段はなく、砂利道をてくてくと歩いてます。やぎや、牛、羊、にわとりにあいさつしながら、てくてくと・・・。




今日は、めずらしく午前中から雨が降り出しました。
まるで大粒の涙のようでした。ずーっと、しとしとと、午後も夕方もずーっと、雨。


今日は、久しぶりに遠くの近隣校に行ってきました。休み時間に、子どもたちと遊んでいると日本から私の携帯に電話が。「ばーちゃん」が、息をひきとったという内容でした。
こういうことは、覚悟の上で、グアテマラに来たけど、いざ、大切な人が亡くなり、側にいることが出来ないと実感もなく、空虚な気持ちになります。


近隣校を去るとき、校長に事情を話し、「日本に帰るからしばらく来れないんだ。」と話しました。すると、とてもやさしく、その女性の校長先生は、抱きしめてくれ、「車がたくさん通って危ないから、送っていくわ。こんなときは、注意散漫になり、危ないから」と言ってくれました。本当にやさしさが、こころに染みました。


でも、訃報を聞いたときでも、人間ってすごいですね。「生きてる」って感じがしました。お腹は空くし、眠くなるし、うんこはしたくなるし・・・。笑 「ばーちゃんのせい(ばーちゃんの死)」にして、活動をおろそかにしたら、いかんと思いました。ここに来た意味は何かしらあるだろうし、任期もあと少しなので(年末に帰国です)、悔いのないよう、やるべきことは、きちんとやろうと思います。私のペースで。笑 



ばーちゃんに胸を張って帰国報告が出来るように・・・。



2011/07/09

★☆★7月7日★☆★

7月7日は、たなばた★でしたね。日本では、天の川は見ることができたのかな?
グアテマラは、雨季のため、夜も雲に覆われていました。きっと、世界のどこか別の場所で、織姫と彦星は会うことができたんでしょうね♪


さてさて、最近は、算数指導のほかに、「切り紙」の授業もしてます。もちろん、算数の授業を見てから、ご褒美としてやっている感じですが・・・。
はさみを使う練習、紙を折る練習、図形を真似て書く練習・・・。なんでも、ねらいにできる日本のあそびの切り紙!


今回は、2年Aクラス。この日は、とっても寒かったので、授業を始める前に体を動かそうということで、私のまねっこをみんなにしてもらいました。片足ジャンプ10回、両足ジャンプ、いろいろ・・・。なんだかジャンプしてるだけなんだけど、みんな楽しくて大笑いでした!平和です!




さぁ、これ、なんていう名前のあそびだった?
-「キリガミぃー!!」
こんなふうに書くんだよ!
-「これで、いい?」
-「Muy bien!」(むい びえん=すごく いいよ!)
ほら、できた!
チャイムが鳴ると同時にみんなは、家路に・・・。


この子は、「できないよー」「折ってよー」「書いてよー」と私に言ってきました。
でも、子どもたちは、いつもそうなのですが、
私は、自分で一度もやらずに、すぐに助けを求められるのがいやで、
「できるよー!」といい、軽く突き放しています。
自分で努力もしないで、すぐ人に頼るのは、なにも成長しないし、経験としてプラスにならないと思うからです。
みんな、帰って行きます。でも、彼女は、最後まで(少しテンションも下がり気味・・・)もくもくと切っていました。
女の子:「切れたよ!ちえ!」
私:「広げてごらん!」
教室には、もう彼女だけ・・・。



大きな大きな笑顔のお花が彼女のこころにも咲きました!



この笑顔をみると、この仕事もいいなー、やめられないなー、なんて思いますね♪

2011/07/05

ごちそう


最近、ごちそうを食べると体の調子が悪くなる。
お腹をこわしてしまう。笑


貧乏性かもしれませんなー。笑
同じ思いの隊員とそう話してた。


朝は、パンとお茶、10時ごろにレファクションと呼ばれる、軽食の時間ある。温かい飲み物を1杯。
自宅に着くのは、午後1時ごろ。昼食を作り、2時半ごろに食べ終える。

夜は、お腹が空かないから、お茶と小さなパン。


普段がこんな生活だから、ときどき、バスで20分くらいのところにある日本人宿で、うれしくなってカツ丼やまぐろ丼、天丼なんかを食べると、こころは幸せなんだけど、からだが悲鳴をあげる・・・。

胃が小さくなったのかな・・・?



贅沢は、したくても、できません。笑


2011/07/03

サン・ファン・ラ・ラグーナのお祭り

6月24日は、「San Juan(サン・ファン)」の日で、各地のサン・ファンと名前が着く地名のところは、お祭りです。

このサン・ファン・ラ・ラグーナは、私の住んでいるソロラ県にあります。ここは、天然染めが有名で、グアテマラでも珍しく、淡くやさしい色使いのものが多いです。
このおっちゃんの民族衣装、やっぱりきれいだ!ここでは、日常でも男性は、民族衣装を着ています。でも、じーちゃんたちの世代が多いかな。若者は、全く・・・。髪の毛をジェルでテカテカに固め、まるで、雄鶏のとさかのようです・・・。



この日ばかりは、キリスト像も地元の伝統的な布でおめかしです。


アルフォンブラといい、おがくずを着彩したものをまるで絨毯のように、きれいに飾り付けます。この上を、上にいたキリストが通ります。なので、はじめに人が通ってはダメなんです。これは、通った後
このようにしてアルフォンブラの上を、通ります。






祭りの後の静けさ・・・