ページ

2012/12/07

シリアの友達

今、日本ではわからないけど、時々、シリアのことがYahooニュースなどで見かける。

日本にいたら、「シリアで爆破テロが起こり、数百人が死亡」と数分のニュースで片付けられる。


同じ日にクラスを受講したシリア人のイックマックとかなり前からいた同じくシリア人のアノアル。
(1週間前にアノアルは、授業を終了して、もう学校からいない)


イックマックは、陽気な19歳の大きな体のぽっちゃりな男の子
どこにでもいそうな、本当によくおしゃべりする陽気な明るい男の子

彼の実態を掴むまでは、イラっとすることもあったけど、今は、おもしろいと思える。

それが、イックマックだから。


毎日、授業で話しているとそんな感じはしないけど、彼のいとこや家族は、覆面の人たちに銃を突きつけられ、家財を取られ、手を絞められ、口にガムテープをされて、怖い思いをしたのだそう。
彼らの両親や女の子のきょうだいは、まだ、シリアにいるらしい。

今、彼のいとこ達がここにいるのは、「お金」で解決できたから。

彼らは、それなりに裕福な家庭らしい。

アノアルの家庭も。学校に来ている数名のシリア人の家庭もきっとそうだと思う。



彼らと友達にならなかったら、ここまで、シリアのことが身近ではなかったと思う。





シリアのことについて、ネットで調べてみた。


根本的な原因もあまり定かではないし、よくわからない。


ただ、わかるのは、

意味のないことを今もしているということ。

堂々巡りで、なにも解決しないこと。

多くの命がなくなっているということ。




多くの人とのご縁を通して、私の知らない多くのことを考えさせられる。

0 件のコメント:

コメントを投稿