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2011/09/18

独立記念日 actividad(イベント)①


9月15日は、グアテマラの独立記念日です。
1821年に独立し、今年で190年目です。

毎年、この時期になると、独立記念日に向けての様々な活動が行われます。

9月12日 1日目

文化系のイベントでした。
歌、絵、詩のコンテスト、踊りも披露されます。

今年は、あいにくの小雨で寒い中、こどもたちは、がんばって笑顔で披露していました。

↑この子達は、これから、踊りを披露するところです。



↑絵のコンテスト会場。
国鳥(ケツァール)、国の木(セイバ)、国旗、国の楽器(マリンバ)、国の花(モンハ・ブランカ)などから好きなモチーフを選び、時間内に描きます。
対象は、幼稚園から小3年生まで
私は幼稚園と小1、2年生の審査をしました。




↑ この日は、本当に寒かったんです・・・。





↑各学年の代表者。コンテスト











空中散歩♪

2011/09/12

グアテマラの歴史が変わる時

9月11日(日)
9.11あれから10年が経ったなんて、振り返れば本当に時間が過ぎるのはやい。

ちょうど10年前の9月11日、私は、沖縄にいました。

大学の友達の実家に遊びに行き、その夜、台風が来るというのに、沖縄の友達とその友達と3人でライブに。売り出す直前のMONGOL800のライブでした。

「あぁー楽しかったねー。」
なんていいながら友達の実家に帰ると、「あれ!?」「映画?」と思うような映像がずーっとテレビに映し出されていました。

ツインタワーに飛行機が突っ込んでいく映像は、頭から離れませんでした。


そして、その1年後、ニューヨークに私はいました。

大学の先生が企画した研修旅行に参加するために。
2週間で、ニューヨークの美術館、ギャラリーなどを片っ端から巡るというものでした。

そして、9月11日は、危ないので近づかないように、という指示が出され、
翌日12日にZERO POINTOに行きました。

1年後だったのに、まだまだ、傷跡は深かったです。
本当にこそだけが、誰かに持っていかれたような、そんな感じでした。
献花も多く、見ていても信じられませんでした。
あれから10年、まだまだ多くの人のこころの傷は癒えていないと、新聞で読みました。


まるで、おもちゃのように扱われる人の命。
そんなに軽いもんじゃないんだけどな・・・。







時を同じくして、9月11日、ここグアテマラでは、4年に一度の大統領選挙がありました。

(↑この写真の政党は、落ちたので翌日には、跡形もなくきれいに、片付けられていました。)


立候補者は、実に多く、10以上の政党から出馬しました。
それに伴い、県知事などの多くの役職も選挙でした。

政党が変わると、県の職員も変わります。その知事の政党になります。
すると、その日から職を失う人も出てきます。

そして、県庁のようなところに勤めている隊員も少なからず、影響を受けると思います。

私が所属している県教育事務所は、トップが昨年、選挙の影響で突然変わり、
「他の職員は変わるの?」と同僚に聞いたら、
「変わんないよ!僕たちがおじいちゃんになって墓場に行けば、変わるだろうけどね!笑」
と、言っていました。笑



選挙活動が、活発になったのはいつごろからだろう・・・。

今年初め、友達の隊員のおうちの前の家が、オレンジ色に塗りまえられました。
聞くところによると、支持する政党の色を塗るんだそうです。

オレンジ、赤、黒・赤・黄、青etc...
おもしろいことに、シンボルもあるんです。オレンジの政党はげんこつ、赤の政党は親指を立てたサイン、地方に行けば、りんごのマークの政党、家のマークの政党、ジャケット、とうもろこし・・・。




大統領は、4年間任期が有り、一度当選すると、2回目は出来ないそうです。
4年に一度、ころころと政党が変わります。

このように、大きな看板が道の至る所にあります。

週末になれば、集会が開かれ、その政党の色の服を着て、車に乗って、選挙活動。
ときには、ステージが設置され、ライブも。

選挙日先日から、お酒の販売は禁止されるそうです。そして、選挙活動も禁止。
なので、土曜日は、本当に静かな一日でした。

↑「×印」がついているのは、こうやって、投票してね!という意味です。
はじめ、わからなかったので、いたずらで、「×」と書いたのかなと思いました。

あと、いたずらで、看板の立候補者の女性の顔にひげが書かれていたり、目がつぶされていたり、他の政党のペンキが塗られていたり、やってることが子どもっぽいです。笑


↑これは、ノーベル賞をもらった人がいる政党です。
ソロラは、インディヘナが多いので、インディヘナの人がいる政党が強いです。
今回の知事選でも、ジャケットのマークの政党が勝ちました。これも、ソロラでよく見られる政党です。

↑今回、2番目に強い政党です。なんでも、大統領に立候補しているバルディゾン(リーデル党)という左側の男性は、若干41歳だそうです。若い・・・。
個人的には、なんかアメリカのドラマに出てきそうな、そんなに売れていない俳優って感じがします。笑

 

このように、町にも、いろんな政党の旗が。

そして、11日夜中、結果が出ました。
1位は、マノ・ドューロ党 32.13%(元軍隊の人だそうです。右らしいです。オレンジ色の政党)
2位は、リーデル党 21.16%(新人です!例の売れない俳優っぽい人です。)

今度は、11月に決選投票があります。

1位のところは、勢力があるけど、2位はのところに他の政党がくっついて、今度は、逆転するかもね、なんて家族は話していました。


ちなみに、数県の隊員は、首都の隊員連絡所にて、1週間避難、それ以外の私のような隊員は、土日が外出禁止、月曜は、国全体的に休日となりました。

そして、火曜から通常勤務ですが、
なんと15日は、独立記念日なので、
私の学校は、13,14,15日とイベント続き、そして15日が休日なので、16日は振り替え休日。

なんだか今年度終了間際にイベントが続いて、勉強どころではない感じです。


どちらにしろ、偉い人のところばかりにお金が消えていくんじゃなくて、何の罪もなく家庭の事情で人生が変わっていく子どもたちに明るい未来が来るような、そんな社会になってほしいです。







2011/09/08

氷山の一角


9月8日(木)

今日は、もうひとつの近隣校、Xibalbay(シーバルバイ)に行ってきました。

4年生の授業観察をし、わりざんとかけざんの不足に頭をかかえながら、全員に対して授業を行いました。と、いっても復習ですが。


そして、2年生のクラスへ。以前にも書いた国鳥ケツァールを教えてほしいと言うので、2年生のこどもと作りました。


グループ分けをし、グループのリーダーに必要な材料を取りに来てもらったり、私が説明したことをグループの全員に説明してもらうなど、小さい先生として役割を与えました。

グアテマラでは、なかなかこのような指導はなく、全員が一気にしかも列を作らず、どやどやーっとやってきて、材料を取っていったり、全く秩序がなく、これじゃ、いかんと以前から思っていました。



結局、ものすごく時間がかかりましたが、なんとか全員できました!少し難しいところもあったけれど、ひとりひとりちがうケツァールができました。

明日、先生が教室に飾ると言っていました。19日にもう一度行くので、楽しみです。


学校から戻ってきて、昼食時、家族のお母さんと話していました。彼女は、私が拠点校にしているシープレサレス小学校の先生です。
お母さん:「そういえば、うちの学校の子が近所のトルティー屋さんにいるね。」

そう、最近だと思います。そのきょうだいを見るようになったのは。そのお店の前を通るといつも、「先生!!」と声をかけられます・
私の住んでいる町からバスで20分くらいのところにあるシープレスサレス小学校。
なんでかな、と不思議に思ったものです。

よくよく、お母さんの話を聞いていると、
そのきょうだいのお父さんが、どこかへ行ってしまい、お母さんが働かなければならなくなったようです。

また、昨年まで学校に来ていた児童の両親の話ですが、お父さんが若い女性と浮気をし、奥さんと子どもを追い出し、自分の家に浮気相手を住まわせたそうです。
奥さんと子どもは、家もなく、働かざるえなくなり、子どもたちは学校に通えず、別の町に引越ししたそうです。お母さんは、涙ながらに「家もなく、仕事もなく、でも子どもを養わなければならない。」と話していたそうです。

お父さんがすごく強くて、権力があり、お母さんは、何もいえない。
暴力もある。子どもがたくさんで、学校へ行かせることより、仕事を手伝わせ、少しでも収入が増えることを願っている親もいる。

特に女の子は、読み書き、計算が出来ないと、いい仕事にも就けないけれど、女の子だからと、親はそこまで教育に力を入れません。家事が出来れば、お嫁にいける、そんな感じです。

実際、日本のようにすべての子どもが学校に通えているわけではありません。


グアテマラには、本当にたくさんの問題があります。

家族と話していると、こういう問題は、次から次へと聞きます。
日本では、考えられないようなことまで。

そして、家族のお母さんは言いました。
「旦那さんも、奥さんも、お互いのことを、尊敬の気持ちを持っていないとだめだ。」と。

出稼ぎでアメリカに行く男性も多いです。5年、8年、10年ってことも。
その間、奥さんは、一人で家を守る必要があります。子どものことも。

ある奥さんは、だんなさんの事を信じて8年も待ったと。
でも、ある奥さんは、他の男性を見つけて結婚したと。その奥さんのだんなさんは、アメリカで別の女性と浮気をして結婚したと。
私が知っていることは、本当に氷山の一角に過ぎないと感じました。
すごく根深くて、大きな問題です。でも、だからといって何が出来るわけでもない。

子どもたちに算数を教えていても、この先、彼らの将来に役に立つかどうかもわからない。

何があるかわからない。





それでも、なにもしないよりはマシ。

算数を勉強して、工作をして、楽しい!、わかった!、うれしい!、がんばろう!
そんな感情が
やわらかい感性をより深めてくれることで、こころの豊かなひとになってほしいと願うばかりです。

2011/09/07

ごっこあそび

 9月7日(水)
今日は、私の担当近隣校2校のうち、ひとつの学校、Nueva Esperansaに行ってきました。
金曜日に行われる公開授業の打ち合わせも兼ねての授業観察です。3年生。


 休み時間:
私:「なんのためのカード?」
こども:「あそぶため!!」

実は、これ通知表なんです。こどもが作った、ごっこあそび用の。笑



彼女が、先生役です。アナ先生。

そして、実際に中にも、教科名が書いてありました。本物そっくりでした!そして、気になるところの算数は・・・。49点と赤点になっていました。笑 赤のボールペンで「49」と。



右:アナ先生「はい、お子さんの通知表です。今回は、算数が少し良くなかったですね。」

左:お母さん「ありがとうございます、先生」



右:お母さん役「今日、通知表を取りに行ってきたわよ。算数49点なの。どこが難しがったの?わりざん?ちゃんと復習しないといけないわ。お母さんが教えてあげるわ。」
(なんてことを、実際にお母さんたちが、我が子に言っていたらいいなぁーと私の願望で内容を書きました。笑  実際のところ、村では、お母さんたちは、読み書きが厳しかったり、算数を教えることなんてもっと難しいです。)

左:こども役「はぁ~い!!(お母さん、もう、いいかな。遊びに行きたいなぁ~♪)」




そして、そのあと、みんなで切り紙をしました!


同じやり方だけど、出来たものは一人ひとりちがう。そこにその子の個性がでる。
ちがってていい、だって、ごはんを食べる早さも、歩く速さもみんなちがうんだもん。

だから、おもしろい。おなじものが、ひとつとしてないから。


私の家族

久しぶりにシープレサレスの家族に会いに行ってきました。1年と少し、学校があるこの村で児童のおうちにお世話になっていました。

子どもたちとは、毎日学校で会っていますが、お父さんやお母さん、ばーちゃん、じーちゃん、親戚の人に会うのは、数週間ぶりでした。


しばらくいかない間に、赤ちゃんは、一人で歩けるようになっていました。そして、以前は私の顔を見るだけで、すぐに泣いていたのですが、今は、泣きません!うれしいです!!


ここに来ると、なんかほっとします。なんでだろう・・・。


みんなで、撮影大会のはじまり、はじまりぃ~♪



いよっ♪

撮影をしていたジェシカが、ポーズを指定してきました。笑


下:レズビア(妹)、左:フロール(姉)、右:ジェシカ(以前のステイ先の子)
彼女たちは、いとこ同士です。


今日も、楽しいひと時が過ぎました。帰り際、お母さんがいつも寂しそうな顔で「もう行くの?」と。
この生活もあと3ヶ月近くで終わってしまうなんて、本当に信じがたいことです。

日本の人から見れば、ここは、「非日常」かもしれないけれど、
今の私から見れは、ここは、「私の日常」で、日本が「非日常」。


17日の土曜に、第2弾の織物を教えてもらいにまた、行きます。
今度は、折る段階の一つ前の、糸を引っ掛けて、幅や大きさ、色の組み合わせも決める作業から行います。ものを作り出す、手を動かすことが、性に合ってるんだと思います。

2011/09/05

図工の先生

数日前、急遽、5年生の先生に頼まれ、「図工の先生」になりました。
以前、教えた切り紙を使って、15日の独立記念日のための飾りを作りたいのことでした。

6年生の授業参観を終え、5年生のクラスへ・・・。

このクラスで、何度も行っているので、みんな慣れたものでした。

いつもは、私が図案を黒板に書いているのですが、
今回は、最低限の説明だけをし、各自で考えましょうということにしました。


子どもが作った国鳥ケツァール


とてもきれいな作品が出来ました♪


 
そして、我が家でせっせと工作をしてました。



今日、1年生の先生に、「ことりの絵をかいて」と言われ、なんだろうと思ったら、以前、私が紹介したことりのおもちゃを作るということでした。9時から3年生の算数の授業参観が入っていたので、それまでの時間でお手伝いをしました。


出来たよ!!
★完成★




そして、本日2回目の図工の授業。算数の授業参観を終え、先生にも指導助言し、本来の役目を終え、またまた図工の先生に変身しました!

今度は、5年生。ことりバージョンから少しグレイドアップし、国鳥ケツァールを作ることに!なんせ、9月15日は、独立記念日ですからね。




表情は、一人ひとり違うもものに。

先生の応援も必要!!

大きなケツァールは、私の作品。

 こうして、こどもたちとものづくりをしていると、本当に楽しいです。算数の先生として、ここに来たけれど、やっぱりあきらめきれない、図工の先生としての活動。
 

 学生のころ、住環境デザインを勉強し、子どもとアートを通しての活動もいくつか行ってきた。
 そんなこんなで、海外で情操教育の大切さを私なりに伝えたかったのに、なんでか算数の先生として、グアテマラに来ることに・・・。
 

 グアテマラに来たことに後悔はないけど、やっぱりこころのどこかで、心残りがあるのは正直なところ。自分のこころをだますこともできないし、うそもつけない。


 

 作品が出来たときのこどもの嬉しそうな、ぱぁーと花が咲いたような笑顔をみると、やっぱりやめられないなーって思う。