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2011/11/24

☆Feliz Navida☆(めりーくりすます)



今年度は、こどもたちとこの「切り紙」を授業でよく教えていました。
今、ひたすらこれを作っています。もちろん、大量の報告書の合間にですが・・・。笑


これは、クリスマス前にお別れしてしまう、グアテマラのたくさんの人たちに一人ひとりにメッセージを添えて、プレゼントします。クリスマスのオーナメントになればいいなと思って・・・☆


あと3週間で、帰国。
ソロラを去るまであと2週間。まだ、実感がないな・・・。



2011/11/22

送別会に招待されました♪

音楽仲間のウィリアムから電話があり、
「スペイン人の友だちがスペインに帰るから、うちでソロラの郷土料理(プリッケ)で送別会をするからおいで!!」
と、言われ行ってきました。

彼と音楽隊員の友だちとで、一緒にいつも演奏しています。
練習は、彼の家でしています。なので、彼の家族とも知り合い。





このスープがプリッケと呼ばれる郷土料理です。これは、ソロラ県の料理です。
トマト、たまねぎ、にんにくなどを煮込んで、ミキサーにかけ、とうもろこしの粉を入れます。
そして、後入れで鶏肉も。
少しどろっとしたスープです。ポタージュのような感じかな。


私は、これが大好きです!!
お祝い事などでよく食べます。
そして、これと共に、「タマリート」と呼ばれる、とうもろこしの粉を練って葉っぱに包んで蒸したものを食べます。これも慣れると、おいしい!でも、それ自体にはあんまり味はありません。






彼の名前は、ファン・ダビ。別名、pequeño terremoto(ペケーニョ テレモト)(小さな地震)と呼ばれています。なぜなら、若干3歳の彼は、とめどなくお話をするのです!!
この日も、「ねぇーねぇー、聞いて」とたくさんお話をしてくれました!




右側にいる彼女が今週の金曜日にスペインに帰ります。その隣の彼女は、ノルウェー人のお友だち。彼女とは、一度お会いしたことがあります。その隣の男の子が、ウィリアム。私と同じ1981年生まれの同級生!!彼は、ミュージシャンであり、スペイン語の先生。その隣のひげを生やした男性は、ウィリアムの義理のお兄さん。その隣の女性は、義理のお兄さんの奥さんであり、ウィリアムのお姉さん。男の子は、マルビン。ファン・ダビのお兄ちゃん。



食後にみんなで、切り紙をしました!クリスマスが近いので、これは、モニュメントに使えるわ!!なんて話しながら、わきあいあいと作業をしました。


この会食中は、もちろん、私もスペイン語でした。
日本語しか知らなかったら、この人たちと知り合うこともなかったし、会話も出来なかった。
でも、つたないながらだけど、話せるから、理解できるし、コニュミケーションがとれる。
グアテマラ、ノルウェー、スペイン、日本ちがう国の者同士が、ひとつの言語で分かり合うことが出来る。
これは、本当にすごいことだと思いました。特に、日本は島国だから、日本語しかない。だから、余計に他の言語が話せると、ちがう国の友だちが出来て、世界が広がる。


非常にうれしいことです。

今夜も、空にはたくさんの星が輝いていました☆

2011/11/06

それぞれの仕事


以前住んでいた我が家、2枚目の織物をするために通ってる。
私がいた頃、このネコもまだ、こどもだった。よく二人で、留守番してたもんだ。
織物をしようとしたら、いいとろこを見つけて、ちょこんと昼寝。
おいおい・・・と思いつつも、まぁ、いいかと待ってみる。

寝ること、それが彼女の「仕事」






このネコは、上の写真のネコのこども。名前は、チエ。まだまだ、こども。生まれて数ヶ月。
織物をしていると、なんでも彼女のおもちゃになる。

遊ぶこと、それが彼女の「仕事」





彼女の名前は、ジェニペル。小学1年生。7歳。来年は、2年生。
上の写真の女の子(ジェシカ)のいとこ。

外のかまどで、なんでか一人でトルティーヤ作り(とうもろこしの粉を水で練って、平たくし焼いたもの。主食)。火を起こすのも一人。

もくもくと作っている。

私も一緒にトルティーヤ作り。
なんで一人で作ってるの?と聞いたら、
「私のわんこ2匹のため!!」

そう、犬のために彼女は作っていた。

犬のごはん作り、それが彼女の「仕事」




  彼の名前は、ホエール。ジェシカの弟で、ジェニルのいとこ。小学1年生。
いとこ(赤ちゃん)を段ボール箱にいれ、貨物列車ごっこ。(親公認!!ちなみに、彼が遊んでいるというより、彼が赤ちゃんの面倒を見ている感じ)

そして、いつの間にか、赤ちゃんは、寝ていた。zzz・・・・。



赤ちゃんのお守りをすること、それが彼の「仕事」
寝むること、それが彼女の「仕事」





織物をすること、習得すること、そして、ここに来て残り少ない家族との時間を過ごすこと、
それが私の「仕事」


2011/11/02

本日は、晴天なり♪


10月27日(木)
本当に晴れました!!迷いの色もなく、「晴れ!!」

いよいよ、今日が本番です!!

「350人のたからもの展」と「世界の音楽♪」オープン!!


開催と同時に、児童と先生方がどやどやと入ってきました。
この大きな建物は、地域の集会場です。いつもは、殺風景で、いすが少し置いてあるだけ。
この日のために、シープレのおじさんたちが、きれいに掃除をしてくれました。

入り口には、美術館でよく見られる「主催者のあいさつ」と会場図、そして日本から持ってきたパンフレット等で作ったコラージュを展示しました。




こどもたちが見ているのが、私が作ったコラージュです。これです↑↑↑



こどもたちの作品に加え、この2年間で撮った写真数点も展示しました。

みんな懐かしそうに見ていました。彼女は、2年生の先生です。

集会場は、道より少し奥のほうにあるので、町内の人たちにも知ってほしくて、窓ガラスに、大きく絵の展覧会があるよとPRしました。しかし、光が反射し、遠くからでは、少し見難かったです。
また、天井が非常に高く、机に乗り、さらに、ブロックも置いてと、なんとも不安定な台の上での作業が続きました。こればかりは、仕方ないのですが、上のほうの作品がこどもの目線では、非常に高すぎたのが、残念でした・・・。

でも、がんばってよかった。


日本の友だちの受け持っている小学校のクラス、日本人ボランティアも参加しました。

みなさん、ご協力ありがとうございました!!

こどもたちは、とてもきらきらした瞳で作品を見ていたのが印象的でした。
また、先生たちも、児童一人ひとりの作品をじっくりと鑑賞し、一緒にいた同僚やこどもたちになにやら話しかけていました。

展覧会の後、コンサートが開かれました♪
同じソロラ県の隊員3名が応援に来てくれました。

まずはじめに、音楽隊員の友だちが、グアテマラと日本の国歌を演奏して開会となりました!

音楽隊員の友だち(左側)と、美術学校で教えているバイオリンクラスの児童、ギターリストのウイリアム、バイオリニストのホルヘイ、私とで数曲演奏しました。

彼女は、ジブリ作品「耳をすませば」の劇中歌、「take me home カントリーロード」を私たちの演奏と一緒に日本語歌詞で歌ってくれました♪

そして、もう一人の友だちもバイオリンの演奏と共に、オペラとソロラの歌を歌ってくれました♪

今回はいろんな国の曲をこどもたちに聞かせたくて、日本、グアテマラ、アメリカ、パラグアイ(南米)などを選曲しました。



そして、最後のトリ!!
10月に行われた「こどもの日」でのイベントでも踊った盆踊り「炭鉱節」をバイオリン、ギターの生演奏に合わせて、先生方と一緒に踊りました。
何度も踊っているから、先生方は、もう、慣れたもんです!!

シープレサレスの校長兼私のカウンターパート(2年間の活動を共に行う人)、マルビンから、感謝状を頂きました!!




今回、無事に開催することが出来て、本当に周りの友人や仲間に感謝の気持ちでいっぱいです!!


私は、「図工の先生」として、どこかの国に赴任を希望していました。それは、中学生のときからの夢でした。

高校のとき、担任の先生と進路について話していました。
私は、「美術」がしたい。そして、「青年海外協力隊」として、こどもたちと関わりたい。

この2つのことが、先生には理解してもらえず、こんなことを言われました。
「貧しい国に行って、絵を教えて何になる!?」


確かに、貧困のある国では、「医療」が最も必要です。教育は、優先事項には、あげられにくいです。



でも、そういうところだからこそ、「アートart」は、人のこころのために必要だと思いました。
「アート」は、生きるためには必要じゃないけど、こころには必要だと。


でも、私が今いるのは、グアテマラ。しかも、「算数の先生」。
本当に長い時間葛藤が続きました。
長年の夢が、希望したにもかかわらず、なんでか、算数の先生。
正直、自分の活動を認めるのに時間がかかりました。辛かったです。


やるからには、中途半端にしたくない。そういう思いで、算数の活動も行いました。
そして、ここに来てから、温めていた企画を最後の最後で、実現することができました!
「アート」「こども」「わたし」というキーワードは、大学生のときから変わらず、わたしの中にあります。
やっぱり、アートと関わる何かをやりたくなって、実際の活動とは関係ないけど、やろうと決めました!

こどもたちみんなと何かしたい!!
シープレサレスの町の人にも恩返ししたい!!

そんな思いで、この企画実現しました。

実際、町の人の参加も少なく、こどもたちも全校児童ではありませんでした。これは、数日前まで降っていた雨の影響、広報不足が原因です。こればかりは、仕方ありません。


そして、12月6日にもう一度、ソロラ県教育事務所の集会室でも開催される方向となりました!!

12日には、ソロラを引き揚げます。
ギリギリまで、がんばります!!


今からでも、間に合います!!
みなさんの絵を募集しています!!写真でも構いません!!宝物がなにかわかれば、OKです!!
こどもたちが、楽しみに待っています!!

テーマは、「あなたのたからものはなんですか?」



今一度、あなたのこころに問いかけてみませんか?
あなたの“たからもの”は、なんですか?